1.関節痛にはさまざまな原因がある

関節痛の原因を知って早めの予防と対策を

関節痛(関節炎)は、さまざまな原因から起こりますが、その代表的なものが変形性関節症と関節リウマチだそうです。また最近は、中高年からスポーツを始める人に、過度の運動による関節障害が増えているようです。

この3つは、同じように関節痛を伴いますが、まったく違う病気なのでそれぞれ対処の仕方も異なります。

そういったことを知らないで、ただ湿布薬などで自己治療をしていると、一時的には痛みが軽くなっても、かえって症状を悪化させかねません。

関節にこわばりや腫れ、痛みを感じたら、その原因を知ったうえで、きちんとした予防や治療を行うことが大切だと思われます。

ひざ痛
ひざ痛

 【変形性関節症とは】

関節痛の原因で、いちばん多いのが関節の老化ともいえる変形性関節症です。私たちの関節は、軟骨がクッションとなってスムーズに動くようにできています。その軟骨が加齢とともにもろくなり、欠けたりすり減ったりして、周囲に炎症を起こすのです。

変形性関節症がもっとも起こりやすいのは、ひざです。さらに加齢によって足の筋肉が衰えると、ひざへの負担がいっそう大きくなるため、ひざ痛を起こす人が多いようです。

変形性関節症の痛みは、初期には湿布薬などを貼ると治まってしまうこともあります。ところが関節の軟骨は欠けたり、すり減ったりすると元に戻らないため、症状は少しずつ悪化していくようです。

やがて立ったり座ったりの動作がしにくくなり、少し歩くと痛むような状態になります。そうするとだんだん歩かなくなるため筋肉がさらに衰え、症状も進むという悪循環におちいりやすいのだそうです。

そのため関節に違和感をおぼえたら、早めに受診することが大切だと思われます。